シンプルなほうがいい

こんにちは、今日は知り合いのトレーダーと話していたことを紹介します。

その方はFXのスクールを運営している傍ら、プロップトレーダーをネットで募集している人です。月にだいたい4人くらいがプロップトレーダーとして応募されてくるみたいです。

そこで簡単にプロップトレーダーについて紹介しておきますと、プロップトレーダーは会社のお金を運用して、利益の何%かを取り分としてもらう職業です。プロップトレーダーの取り分としては、日本での平均はだいたい20~30%です。運用資金は各社バラバラで、多いところになると1千万クラスです。月間でトレードの利益を締めて、もしマイナスになった場合は、その月の報酬はもちろんゼロです。さすがにプロップトレーダーなので、ゼロにはならないと思いますが、数か月のパフォーマンスで首になることもあります。

とはいえ、プロップトレーダーになるためには、半年程度のトレード履歴の提出およびリアル(デモ)トレードで実際に数か月やってもらって、そのパフォーマンスを見て採用か不採用を決めるそうです。

彼が言っていたのは、プロップトレーダーに応募してくる人のレベルが低すぎると。確かに数か月の成績は悪くないのですが、いざトレードをやってもらうと。。。

ボロボロだそうで、最後にトレーダーを採用したのは3年間とのこと。そもそも、実際のトレードをする前の面談?の時点で勝てるかどうかがわかるようになってきたそうです。

そこで、話は戻りますが、勝てない人の特徴としては、ナンピンをする、損切をしない。

ひたすらにこれみたいです。人によっては、ナンピンマーチンをやってる人もいるらしく、それで成績がでた!と言われても。。。

ナンピンマーチンはいつか必ず破綻するということがわかっていない。

という感じで、次から次に脱落していくそうです。

とはいえ、スキャルピングを強要するとか、ボラの大きなゴールドで通貨ペアを絞るとかそんなことは言ってなくて、むしろデイトレードからスイングでやってくださいというにもかかわらず。。。。

勝てる人の割合って結局は100人に1人くらいしかいないとのことだそうです。

んで、タイトルに戻りますが、まず面談の時にチャートを見るそうですが、まぁいろんなインジケーターを出している人が多い。

さらには、いろんな線を引いてる人が多い。

そんな線をいっぱい引いて、何の意味があるの?と聞いても、後付け的なことしか言わないらしく。。。

私との間での結論は、チャートはシンプルな人のほうが勝ってるよね~

ってことでした。水平ラインやトレンドラインすら要らずに、単にローソク足だけで十分。というより、水平ラインやトレンドラインは見た目でなんとなく見えるし、エアラインなんて言ってました。

けど、エアラインが見えるということは、それだけチャートを見続けていたという事になりますけど。。。

プロップトレーダーに応募してくる人はだいたい3年くらいトレーダーをやっている人みらいで、まだまだスキル的にも発展途上みたいです。

成長曲線でいうならば、スキルが底辺部分で上がり切っていない。だから、いろんなインジケーターに頼ったり、無茶なトレードをしてしまう。

FXってお金を稼ぐものであるけど、爆発的に増えるものではないのです。そりゃ、1/2の確率で上がるか下がるかなので、レバレッジを掛けたら、大きく稼げることもあります。けど、それって会社のお金を運用するというプロップトレーダーではないですよね。個人的にやる分には全く問題ないのですが。。。

ということで、チャートはシンプルにすること。

それが常勝トレーダーへの第一歩かもしれませんね。