トレードスタイルについて

こんにちは、風は冷たいですが、今日もいい天気ですね。毎朝ベッドから起きるのに時間がかかってしまう季節ですが。。。

ということで、今回はトレードスタイルについて紹介していきます。

FXにはいろんなトレードスタイルがあります。

スキャルピング

デイトレード

スイングトレード

これらのトレードの違いはというと、ポジションの保有時間の差、狙うべきpipsの差です。スキャルピングからスイングという感じで、ポジションの保有時間は長くなります。

スキャルピングでは、数秒から数分の間にトレードを完結させるため、10pips以下で利確をするのことが多いです。

デイトレの場合は、数十分から数時間で20pips~100pipsを目標にします。

もっとも長いのはスイングトレードで数日から1週間程度もポジションを保有して、狙うべき利幅は100pips以上です。

狙うべきpipsが大きければ、損切の幅も自然と広くなるという感じです。

では、各トレードについての注意点やメリットデメリットについての紹介です。

スキャルピング

ポジションの保有が短いため、突発的な事件(テロや天災による急激なレートの変動)に巻き込まれにくいです。完全に回避できるか?というとそういうわけではありませんが、確率は低くなりますよね。見るべき時間足は1分足や5分足です。パッとエントリーして、パパっと利確する。仕事に対する時間効率が最も高いかもしれません。

しかしながら、私はスキャはおススメしていません。サラリーマンなどは平日の昼間は仕事をしているので、夜の限られた時間で利益を出す必要があるため、スキャルピングが人気ですが、ちょっと待ってください。

デメリットが多過ぎるのです。まず、利確pipsに対して損切pipsが大きくなってしまうことです。スキャルピングは10pips以下で利確をするため、損切もそれ以下にしておきたいところです。しかしながら、スプレッドという手数料がある限り、利確pips:損切pipsを1:1にしたとしてもスプレッドの分だけ必ず負けてしまいます。

さらには、損切幅が狭すぎるがゆえに、ちょっとしたレートの上下動で損切に会ってしまう確率が高い。ゆえに、損切幅を広くするのですが、そうなると勝率を上げる必要がある。

一般的にトレードでの勝率は60%だと言われています。それはどんな手法であってもその程度です。私も10年以上やっていますが、1年間を通してもそれくらいに収束していくものなのです。

であれば、リスクリワードが1を切るようなトレードは辞めるべきかと。実際にスキャルピングで稼ぎ続けるには、最低でも勝率は80%以上を超える必要がありますが、そんなって実際にできるの?

また、1分足などは買いと売りの目線の転換が早いです。要は切替を早くしないと、連敗してしまう。ドテン・損切を瞬時に判断しないと、稼ぐことが難しい世界なのです。

初心者の人にそれができる???

あとは、集中してチャートを見ておく必要があることです。チャートの張り付くということは、それだけ神経をすり減らすことになります。それでいて、確実に勝てるのであればいいですが、負けることも多いわけであって。。。

血眼になってエントリーポイントを探してトレードをするのって、労働に近いですよね。。。

なので、私はスキャルピングはやらない。

せめて、デイトレードやスイングでゆっくりとトレードをする。そのほうが精神的にも安定できるし、チャートの分析も時間をかけてできる。

なんといっても、ゆとりというか余裕ですよね。時間的に余裕がないと、稼げるものも稼げない。焦ってトレードをしても、はっきり言っていいことはほとんどありませんから。

ただし、スイングなどは数日間ポジションを保有するので、経済指標や大きな事件に巻き込まれることもあります。さらには、損切の幅も広いので連敗してしまうと、精神的にかなりきつくなってしまうのは否めません。損切額を決めてポジションを持つので、資金が爆発的に増えることは正直言ってありません。連敗だってするでしょう。しかしながら、1回のトレードで300pipsとか取れてしまいます。

昔、1勝9敗でも勝てるトレード、という本がありましたが、スイングはそんな感じなのです。スキャルピングは毎日が勝負なのに対して、スイングは1ヵ月単位で収益を考える。

どちらがいいのかは個人個人で違うかもしれませんが。。。

となると、その間に位置するデイトレードが、一番バランスがいいかもしれませんね。

別に毎日トレードをする必要はないのですが、日中は仕事をしているサラリーマンでもニューヨーク時間だけチャートを見る。もしエントリーできなかったとしても無理にエントリーしない。1週間単位で収益を考えるようにする。

といった感じでしょうか。ということで、今日はこの辺で。次回は、デイトレードのエントリー回数を増やす方法について紹介していきます。