FXで勝てない人の特徴

こんにちは。今日の夜は雇用統計です。それまではちょっと相場は停滞するかもしれません。特に東京時間。。。

欧州時間になると雇用統計前にポジションをクローズする動きがあるので、わちゃわちゃとするでしょう。先月も欧州通貨は雇用統計前に安値を付けてきましたから。

ということで、今日はFXで勝てない人の特徴について、ツラツラと書いていこうと思います。

私はたまに人から依頼されてFXを教えているのですが、勝てるようになる人といつまで経っても勝てない人というのがなんとなくわかってきまして。。。

まったくの初心者の人が勝てない!というのは当たり前なのですが、ここで対象とするのはFX歴が3年とかある程度FXの実戦の経験があったり、トレードをやったことがある人です。

①FXはいつも爆益が出せると思っている

これってけっこう多いんですよね。特に若い人。おそらくSNSの影響ではないかと思います。SNSなんかでは、一日に100万円とかもっとそれ以上稼ぐ人がめっちゃいます。それらしいMT4の履歴を載せていますから信じちゃうのでしょう。

まず、その情報はほぼ嘘です。MT4の中身をみてみたら、2pipsとかで利確しているし、エントリーしているロットが100ロットとか。。。口座にどんだけお金が入ってるの?そもそも100ロットの注文が簡単に通ることがフシギです。仮に履歴が本当だとしても、デモ口座でしょう。

デモ口座であれば負けても痛くも痒くもない。マイナスになったら、新しくデモ口座を作りなおせばいいわけですし、あくまでもプロモーション用です。私は一種のエンターテインメントかなぁと思っています。

そんなことを信じて、ハイレバでトレードをする。レバレッジで100倍以上でトレードをする。稼げるときもあるけど、損する時のほうが多い。しかもそういう人に限って、ゴールドやポンドのような値動きが激しい通貨をやりたがる傾向にあります。一瞬のヒゲの動きで数十pipsが動くので、レバレッジが高いと一瞬でゼロカット。そうなると、トレードではなくギャンブルになってしまう。

まずは現実を見ましょうと言ってます。月利で考えるのではなく、安定して月間で200pipsを取れるトレードをしましょうよと。毎月マイナスにならなければ、複利で資金は増えていきますし、途中で資金を追加すればいい。大事なのは、無茶なトレードをして市場から退場しないことですから。

②エントリーが待てない

ポジポジ病というか、チャートを眺めているとエントリーしたくなるようです。そうなると、エントリーがしたいのか?それともFXでお金を稼ぎたいのか?どっちなの?と言いたくなります。

なので、そういう人には指値注文をおススメしています。まずはチャートで分析をして、こうなったら買う・売る、こうなったら損切・利確という計画を立てることにする。

結局のところは短い足、例えば5分以下のようなチャートばかりを見るとえんとりーしたくなるわけですから。そういう意味では、スキャルピングはNGかなぁ。やっぱりスイングでゆったりと構えたほうがいい。特に兼業の人はそうです。短くてもデイトレかなぁ。専業の私ですらスキャは絶対にやりたくないですもん。

③目標がない

実はこれが一番大事だったりします。そもそもFXでどれくらいのお金を月に稼ぎたいのか。資金はいくらあるのか。そのためには、何回トレードすればいいのか、一回のトレードでのロット数はどれくらいなのか?を明確に言える人はほぼいないです。みなさん、稼げるだけ稼げばいいと思っている人がほとんどです。

それって、あてもなくさまよってる旅行者と同じですよね。目標がないと、どこに進んだらいいかもわからないし、何をしていいのかすらわかりません。

少なくとも目標があれば、ある期間やってみて、その結果と目標とを照らし合わせることによって、次の課題が見えてきます。そして、その課題を潰すことで、目標へと一歩近づくというわけです。

仕事で言うならば、PDCAを回すってやつですよね。顧客の資金を運用しているプロップトレーダーなら当たり前の話ですが、個人でそれをやってる人はあまりいないんじゃないかなぁ。

だから、投資の世界で勝ち続ける人は10%未満だと言われるのかもしれません。

といった感じで、おおきく3つを紹介してきました。

これらに当てはまらないことがFXで成功する秘訣かもしれませんね。