エントリーのタイミング_ブレイクアウトについて

こんにちは。今回はチャートの分析ではなくて、エントリーするタイミングについて紹介していきます。

まずはブレイクアウトのエントリーについてです。

たまに相場分析の記事の中で、ブレイクアウトでエントリーしますとかいう言葉を使っていますが、そもそもブレイクアウトって何??? という初心者の方もいらっしゃるのではないかと思いまして。。。

FXのトレード経験が多少ある人であればわかって頂いているとは思いますが、復習の意味も込めて読んでもらえたらと思っています。

FXのブレイクアウトとは簡単に言うと、レンジやラインを上や下にブレイク(突き抜ける)した状態を言います。

具体的には下記図の①のような場面ですよね。

上下に水平ラインがあるレンジの相場から①で上に抜けたところです。ここでは、レンジを上の方向に抜けていますので、エントリーは買いです。レンジを抜けた!!!と思ったら買いで上昇の流れについていく。そんなトレード手法がブレイクアウトの手法です。ブレイクアウトのいいところは順張りになる点です。相場の勢いについていき順張りになるため、逆張りとは異なって勝率が高くなります。

さらには、レンジの上限で売っている人達はどこに損切を置くかというと、レンジの上限の少し上ですよね。ブレイクアウトではそれらの損切を巻き込んでいくので、一気にレートが動くので勝負が早いのもメリットとしてあげられます。とはいえ、抜けていくときは一気に突き抜けるのでタイミングがわかりずらく、見てなかった~なんてことも多々あります。

そのような時、私はどうするかというと指値の注文をしておくのです。

買いの指値は現在のレートよりも下に下がったら買うというのだけではなく、現行のレートよりも上になったら買うというもの選択できるのです。通常の指値がBUY Limit ならば、逆指値の買いは BUY STOP と呼ばれています。

チャートの分析を行った時に、レンジの上よりもちょっと上に逆指値の買いの注文を入れておく。これが私がよくやるやり方です。

もっと確実なエントリーの場所はというと、②の箇所ですよね。

ブレイクアウトした後での押し目買いです。ブレイクアウトを確認することで、上方向に決着がついているので、ここでの買いのエントリーは勝率があがります。

勝率を求めるのであれば、②のエントリーだけに絞ったほうがいいかもしれません。

ということで、実際のチャートでブレイクアウトの箇所を探してみましょう。

1がブレイクアウトの箇所で2が押し目買いのポイントです。レンジの上下で何度も跳ね返されている時ほど、その後にレートが走りやすくなります。

このような箇所を見つけると、おぉ美味しいポイントかも~って思えるようになったら、トレードスキルが上達した証かもしれませんよ。

では、損切のポイントはというと、可能であればレンジの下限にしたいところですが、デイトレなどの時間が短い時は、レンジの上限にきたら損切をするのが一番です。損切幅も狭くできますし。

しかし、一番難しいのは利確のポイントです。どのあたりまで伸びるのかは正直わかりずらいです。値幅的な話をすると、レンジの幅だけ上昇するというのが一般的ですが、ブレイクアウトした勢いでそのままその値幅までいくことはあまり多くはありません。一度はレンジの上限まで落ちてきて押し目を作ってから、その値幅まで達成することが多い気がします。なので、ブレイクアウトでの利確はレンジ幅の半分とか1/3とかその辺りにするのがいいかと思います。

ということで、エントリーポイントについての紹介でした。