先週の振り返り_ドル円

こんにちは、今日は12月5日です。外はだいぶ寒いですね。そりゃ、12月ですもん、寒いのは当たり前ですよね。

コロナで今年の年末年始はどうなることやら。

ということで、今日は先週のチャートを見ながら振り返りをやってみようと思います。こんなところでエントリーでしたよね~とか、そんな感じでいいんです。

過去チャートを見ての検証というのでしょうか。

ということで、まずはドル円のチャートです。1時間足でエントリーできそうな箇所に1,2,3と印をつけてみています。

縦の線は1日の区切り線です。ざっと3か所でエントリーできたかなぁと思っています。それでは各1,2,3について、実際のタイミングとして5分足のチャートを見てみましょう。

まずは1についてです。

価格が上昇してきて水色のトレンドラインを作っています。それを割ったところでエントリーするのがAです。もう少し詳しく書くと、左の高値で実はMを作っていました。そのMのネックラインを下に割ったところで下方向が確定しています。あとは、どこで売りを入れるかというところです。もうひとつ左の高値あたりで、高値を切り下げたとしてのエントリーも今思えばアリかなと思いますが、水色のトレンドラインを割って、なおかつ高値の切り下げが確認できたAのほうが確実性が高いかと。損切の位置は直近の高値です。

あとは、黄色の下からの上昇トレンドラインを割ったところのBです。このポイントは高値切り下げのトレンドラインが上方向にあり、下方向だとわかっていたので、あとはサイン待ちという状態でした。この時の損切の位置もAと同じように直近の高値に置いています。AもBもどちらもトレンドラインを抜けたらエントリーという感じです。

つづいて、2の箇所についての5分足を見てみましょう。

そもそも下の水色の水平ラインは1時間足のチャートで2度サポートされているので、3回目もサポートされるのでは?というバックグラウンドがありました。あとは、5分足に落としてどこでエントリーするのかという感じです。エントリーできる箇所はCとDです。実は5分足でもWボトムを作っていますよね。そのネックラインは水色の水平ライン(上のほう)です。さらには、黄色の下落のトレンドラインがあります。レートが黄色のトレンドラインを上に抜いたところで、もしかして?と思い買いの準備をする。そして、水色の水平ラインを上に抜けたところでWボトムが完成するので、水平ラインを上に抜けたところで買いのエントリー(C)というわけです。その後、レートは上がったものの、再度水平ラインの下まで下落してきました。そこで、Wの底値を割らずに再度上昇してWのネックラインを上抜けしたところで買う(D)。さらには、いったん上昇してからの下落してネックラインまで到達せずに反発している2の部分でも買えますよね。C、Dともに損切はWボトムの底値あたりにおいていました。

最後は3の箇所です。金曜日の雇用統計後の動きでした。

これは単純に水平ラインのブレイクで入った感じです。1時間と5分足の重要な水平ラインが被っていたので、下に走りやすかったのではないでしょうか。長い陰線が出て確実に割ったことを確認してからの売りのエントリー(E)です。損切の位置は水平ラインのちょっと上です。

という感じで、今回はA、B、C、D、Eと5つのエントリーのポイントを紹介してきました。

長い時間足で方向性やおおざっぱなシナリオを立てておいて、あとは5分足などの短い足でエントリーをする。MTF分析(マルチタイムフレーム分析)と呼ばれており、初心者の人には難しいとされていますが、こうやって行えばそんなに難しくはないかと思います。

今回のエントリーのポイントとしては、損切の位置がわかりやすい、損切幅が狭いことがポイントです。エントリーする時には、まず損切の位置が明確かどうかかもエントリーの根拠になりますから。

ということで、今日はこの辺で。少しでもみなさんのトレードの役にたてたらいいですね。