自動売買のデメリット
FXの自動売買は、コンピュータープログラムを使用して市場の価格動向を分析し、トレードの意思決定を行う手法です。
以下に、FXの自動売買に関連するいくつかのデメリットを示します。
①システムのプログラミングとメンテナンス:
自動売買システムを設計するためには、プログラミングのスキルや市場知識が必要です。システムの作成や修正には時間と労力がかかります。また、市場環境の変化に応じてシステムをアップデートする必要もあります。
②過去のパフォーマンスに依存するリスク:
自動売買システムは過去のデータに基づいてプログラムされますが、過去のパフォーマンスが将来の結果を保証するものではありません。市場の変動や予測不能なイベントが発生した場合、システムは予期しない結果を出す可能性があります。
③技術的な問題やハードウェアの障害:
自動売買システムは、コンピューターやインターネット接続などのハードウェアに頼っています。ネットワークの不安定性やコンピューターシステムのクラッシュなどの技術的な問題が発生すると、トレードの実行や注文の執行に支障が生じる可能性があります。
④過度の最適化と過信のリスク:
自動売買システムを開発する際に、過去のデータに基づいて最適なパラメーターを見つけることがあります。
しかし、過度の最適化を行うと、過去のデータに過剰に適合し、将来の変動に対して頑健ではないシステムが作られる可能性があります。また、自動売買システムに過信してしまい、人間のトレーダーの判断を無視することも問題です。
以上のように、自動売買は常に完璧にお金を稼げるわけではなく、ある程度のリスクがあることを許容した上で、使うのが好ましいと言えます。
自動売買の選び方
SNSなどでよく見かける、FXの自動売買。
放置するだけで月利100%達成! 月収30万円突破ー
なんて甘い言葉が並んでいますが、果たして本当なのでしょうか。
投資歴10年以上のトレーダーの意見としては、半分当たってるけど半分間違っているです。
自動売買とはあらかじめ決めておいたルールに従って、機械的に24時間トレードを行うことです。
FXの市場は月の早朝から土曜の早朝まで24時間稼働しています。
夜に寝てる時も昼間に働いている時もです。
自動売買は、日中忙しいあなたにかわってトレードをしてくれる非常に優れたシステムです。
ただし、どんな自動売買でも稼げるかというと。。。
各自動売買には取引ルールがあります。
そのルールが間違っていたら、相場にあっていなかったら。。。
損失を出すのは当然ですよね。
また、大きく稼げるということは、大きく負ける可能性があるのです。
優秀な自動売買とはどんな相場においても、それほど大勝せずに負けも少なく、安定して利益を出し続けるものになります。
したがって、バックテストと呼ばれる過去のデータで最低5年以上ないと、その自動売買はあまり信憑性がないのかもしれません。
先月は月利で50%だったけど、今月はマイナス50%だった。。。
なんてこともありえるのがFXの世界なのです。
自動売買はどんだけ稼げるかばかりではなく、どれだけ安定して稼ぎ続けるかに着目するものいいかもしれませんね。
FXのルール⑤
こんにちは。
最近、アメリカの債務上限問題で市場を賑わせていますが、結局のところ同意するんでしょ?と思ってしまいます。
じゃないと、デフォルトしてしまうわけで。
そんなことすれば、アメリカの信用がた落ち。
自国のみの愛国主義国家に舵をきるというわけならば、それでもいいかもしれませんが、世界の警察(もう古い?)であるのであれば、それはちょっと。。。
とはいえ、時代が変わっているのでなんともいえません。
もし、デフォルトとなると経済界は大混乱でしょうね。
イギリスでEU離脱だったときと同じように。
ということで、今日はルールの5です。
根拠なくエントリーしない
FXで負けるときはだいたいなんとなくポチっとエントリーした時です。
根拠なく、下がっているから買ってみた。
そういう時に大きく負けるものです。
トレードは狙ったところだけをやればいい。
ポジションを持つこと、トレード回数が多ければ勝てるわけでもないのです。
ここは絶対にチャンスだ!と思える場所を虎視眈々と狙うこと。
イメージはハンターです。
これを徹底すれば、無駄な負けるエントリーをしなくて済みますので、結果的に勝率もあがってくるというわけです。
そのために、エントリーのルールをパソコンの横に紙で貼っておく、なんてことをしているトレーダーも多いみたいですよ。
FXのルール その④
こんにちは、5月も半分が過ぎてきました。
相場はセルインメイという言葉があるように、5月に売り場がやってくると言われています。
事実、日本株がかなり好調です。サラリーマンの賃金が上がったといわれるとそれほどでもなく、物価が上がっているかというとそれほどでもなく。
インフレは目標とする2%を超えているものの、海外ほど謙虚に表れていないのが現状です。
にもかかわらず、株価は上昇中。
そして、セルインメイ
いつ売りの仕掛けをしてくるのかなーと思う今日この頃です。
ということで、今日はFXのルールの第4弾です。
④取引計画や資金管理を徹底する
ご利用は計画的に、というTVコマーシャルがあったように、仕事でもなんでも計画を立てて実行することが大切です。
計画というか目標を立てないと、どこにすすでいいのかすらわからない。
目標があって、計画を立てて、それを実行することで、反省点だったり足りないことが見えてくるのです。
plan do action check
俗にPDCAといわれるものですが、この流れをぐるぐるとまわすことで、スキルが上達していくものです。
これはFXに限ったことではなく、スポーツでも仕事でも同じことですよね。
まずは、運用資金を決めて、年間でいくら稼ぎたいかを決める。
そこから月にいくら稼ぎたいかを決める。
ただし、稼ぐことばかりを考えるのはNGです。
1か月で最大どれくらい負けるのかという損失額を決めることも重要です。
そして、1か月のトレードを振り返って、目標に対してどこまで違っているのか?を検討することが必要です。
FXのルール その③
こんにちは。
今回も前回と引き続き、FXのルールについての紹介を行っていきます。
今回のルールは
③感情的にならないようメンタルを整える
です。
FXをある程度やったことがある人はメンタルという言葉を聞いたことがあるかと思います。
FXに限らずメンタルは非常に重要な要素です。
なぜなら、お金を扱うためです。お金を稼ぎたいのに、お金に翻弄されて、お金に振り回され、自分の資金が目まぐるしく上下すると、気分的に滅入ってしまいます。
負けたからといって、感情的にポジションを取るのは破滅への第一歩と思ってください。
焦ってトレードをする、取り戻したい一心でトレードをする。
これでは冷静な判断ができずに、根拠のないトレードを行ってしまいがちです。
FXの世界にはプロも玄人もいません。
経験の浅いトレーダーが簡単に勝てる世界ではありません。
正しいトレードを行うためには冷静な判断が必要であり、メンタルを一定に保つ必要があります。
機械みたいに淡々と自分の取引ルールに従ってトレードをすること。
実はこのやり方こそがFXで成功するためのいちばんの近道なのです。
大きな資金を飛ばしてからでは遅いのです。
資金を守ること、相場に残り続けることこそが大事なわけです。
メンタルを一定に保つために、トレードの前・途中で深呼吸などをするのもいいかもしれませんね。
FXのルール その②
こんにちは、今日は5月8日の月曜日です。
GWも明けて今日からお仕事の人も多いのではないでしょうか?
1週間以上お休みの人などは、仕事モードになるまで1日くらいかかったりして。。。
私が会社員だったときは、なかなか仕事モードに切り替えられずに、1日くらいペースが遅い状態だった気がします。
ということで、今日はFXのルールその②ということで、
②ポジポジ病にならない
ことについて説明しましょう。
そもそもポジポジ病とは、ポジションを常に持ち続ける事。
エントリー・決済を意味もなく繰り返すことです。
これが発症すると、朝起きてから寝るまで、場合によってはベッドの中までと1日中チャートを見続けることになります。
ここで原点に返ってみましょう。
なんのためにFXをやってるのか?
トレードがしたいから?
じゃないですよね?
お金を増やすためにやってるんですよね?
であれば、そんなにトレードをする意味ってありますか?
と冷静になれることが必要です。
確かに、スマホでポチポチしてお金が増えていく、そういうものならば嬉しくて嬉しくてずっとトレードをやってみたいですよね。
しかしながら、実際は。。。。
トレードの回数と利益は比例せず、むしろ初心者の頃はトレードをすればするほどお金が減る傾向にあります。
トレードで必要なことはポジポジではなく、トレードのチャンスを虎視眈々と狙うことですよ。
GWなどの長期休みでの付き合い方
こんにちは、今日は5月1日の月曜日です。
今日から5月ですし、GW真っ只中という人も多いのではないでしょうか。
FXは日本の祝日関係なく動くのも特徴です。
特に、日本が長期休みであるGWやお盆、正月などは相場が荒れやすいと言われています。
10年以上もFXをやっていると、そういう年に遭遇することもあります。
ポジションを持ったまま旅行出掛けて、帰ってきてから口座を開いてみると、資金が一気に減っていた。
なんてこともありえる話です。
では、今年のGWはとどうかというと、アメリカの政策金利発表であるFOMCがあるため、上下に大きく大きく動くものと思われます。
FXはレバレッジをかけているため、上下に振られるとポジションを刈られてしまうということが多々あり得ます。
長期休みの対策としては、ポジションを持たない、ポジションのレバレッジを低くする、損切をしっかりと置く。
この3つくらいではないでしょうか。
ただ、損切を設定しておいたとしても、相場が大きく動いた場合、損切したレートよりも不利なレートで約定することがある可能性があります。
一番いいのはポジションを持たないことではないでしょうか。
ということで、長期休みについてのFXの付き合いかたでした。