相場分析のやり方_ドル円_1202

こんにちは、今日は12月2日の木曜日です。

今日は原子炉の日らしく、1942年にアメリカで原子炉でウランの核分裂が連続的に連鎖反応をしたそうです。それ以来、原子力は今の世の中には無くてはならないものとなっています。一番身近かのは原子力発電所ですよね。日本では危険性の高いものとして反対運動も多く起こっていますが、電力を生み出すのに現時点で最も効率がよいと言われているのは原子力発電です。

チェルノブイリ東日本大震災での原発事故やウランの廃棄場所など問題は多々あるかと思いますが、人間が生きていくには電力はなくてはならないものですし、発展途上国が豊かになっていくと電力は必ず必要になってきます。自然発電はコストが高いし、化石燃料は限りがあるし。となると。。。。

先進国は原子力発電を使わなくなったとしても、他の国が使うようになるのでは?と思ってしまいます。

ということで、今日の主な経済指標は以下の通りです。

・09時30分:豪)貿易収支 ・22時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) ・25時00分:米)クオールFRB副議長の発言(投票権あり) ・25時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) ・25時30分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言(投票権あり) ・25時30分:米)バーキンリッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)

アメリカの要人発言が目白押しです。FRB議長がインフレ対策をしなければ。。。と、言っているそうです。火曜日の値動きはそれが理由だったみたいですが、インフレ対策をするということは、今までのようにジャブジャブとお金を配っていたのをキュって絞るってことになります。つまり、政府が表立って株を買わないということになりますから、一方通行だったアメリカの株式は勢いがなくなる、もしくは下落する可能性があるわけです。これまで通りアゲアゲなのはちょっと期待できないかもしれません。それに伴い、日本株も。。。日経平均3万円越えの定着は厳しいかもしれませんね。

為替はどうなるかというと、今まではジャブジャブとドルを配っていたので、ドルが市場に出回っていました。となると、ドルの希薄化が進みドルの価値が下がっていたのですが、それを辞める。つまり、ドルを配る枚数を減らすわけですから、ドルの価値が上がりドル高の可能性が非常に高くなります。さらには、政策金利を上げる方向にいくのでドル建ての金利を上がり、ドルを買う人が多くなる。FXは通貨ペアの強弱でレートが決まりますから、ドルを買って円を売る、円安方向に動くわけです。それに対して、日本はというと。。。いつまで経っても金利は上がらず、ドルと円の金利差は広がるばかりです。118年もまんざらじゃないのでは?と思っています。

株安で円安。日本では今以上のバラマキは期待できないでしょうから、日本株は上がらない、輸入商品は値上がりする、再度デフレがやってくる?と今までにあまりない状況になるかもしれません。

とはいえ、FXで稼ぐことができればそんなの関係ないのですけどね。

では、今日は木曜日なのでドル円のチャートを見てみましょう。まずは日足のチャートからです。

日足で重要なサポートラインに到達しています。ここを下抜けすると112円あたりまでは下手するとストップロスを巻き込んで111円まで下落するかもしれません。ただし、長期的には円安方向なので、大きな下落は一過性のもの。安いところを低レバで買って数か月放置するのもアリかなと思っています。短期であれば売りかなぁという感じです。

では、1時間足のチャートを見てみましょう。

サポートライン付近での攻防です。ここを下抜けすると下に走りやすいので、ブレイクアウトの売りができます。損切を112.5にしてロングしている短期勢は多く見られるでしょうから。112割れなんてこともあり得るのでは?と思っています。

とはいえ、明日はアメリカの雇用統計。指標はよさげなのでそこまで落ちるかな。。。とも思うのですが、トレードは結果がすべてです。サポートラインを抜けたら、売っていく。抜けなかったら買っていくと無理に予想はせずに、事実に基づいてトレードをすることが大事です。

ということで、今日はこの辺で。今日もいいトレードを。